この勉強会について

サービスのグローバル化や、2020年東京オリンピックへ向けたインバウンド需要の高まりにあわせて、海外のユーザーにむけたプロダクト開発が多くの企業で進められています。 そんな中、日本に拠点をおいて開発を進める現場では、悩みの声も増えてきました。

• 異なる文化のユーザー像がイメージしづらく、日本人の感性で判断していることも多く不安感
• 対象ユーザーへのアクセスが難しく（場所の壁、言語の壁等）、インタビューやユーザビリティテストなどの実践のハードルが日本人対象のサービス以上に高いこと
• 離れた場所で、多様なバックグラウンドや言語をもった人々と、どうプロジェクトの情報を共有し、対話や議論を進めていくのか？チーム運営の難しさ
• 変化が大きく不確実な状況の中、調査から得た学びを、事業にどう生かしていくか？
• 多くの国に展開していくにあたり、サービスの保守性も考慮しつつ、ローカライズをどのようにすすめていくのがよいのか？
• 各国事業の状況、ユーザーとその文化、チーム、技術、プロダクトマネージャーは多くの情報を把握したうえで意思決定が必要だが、広く浅くでスキル不足→気づけば単なる便利な人になっている問題
• 社内では日本向け市場のプロダクトが中心で、相談しあえる人がみつからない

このイベントでは、各人が現場で実践しているリアルな工夫・真剣な悩みを共有することで、気づいてなかった新たな視点や挑戦事項を皆で見つけていくことを目的としています。 誰かが日々実践している工夫は、誰かにとっての次の挑戦のための、大きなインスピレーションになるかもしれません。 「あたりまえ」と思っている視点も、誰かにとっては新鮮で新しい学びのきっかけになるかもしれません。 お互いに現場へ新たな挑戦を持ち帰ることで、日本発の様々なサービスが、グローバル化する社会の中で成長し、世界中の人々に喜んで利用されることを目指して開催します。

参考

■岡根谷実里　クックパッド株式会社

海外のユーザーを向いたプロダクト開発の工夫

http://techlife.cookpad.com/entry/2016/08/12/083000

■和田あずみ　株式会社DeNAトラベル

グローバル化するサービスとオフショア開発環境の中で、webディレクターができること

http://www.webd-labo.com/?p=2369

http://www.webd-labo.com/?p=2386

参加される方へお願い

自分たちが関わり深い国の食べ物・お菓子・飲み物（アルコールでもOK）など、もしよければ1品お持ちください。 「これがおいしかった！」も「これはみんな珍しがるよな」も大歓迎。 関わり深い国の、ちょっとしたおもしろいお菓子や食べ物をつまみつつ、ディスカッションをしましょう～ （※持参は任意です）

プログラム　※変更となる可能性がある点、ご了承ください

• 19：00　受付
• 19：30　オープニング
• 19：40　話題提供　 　岡根谷実里　クックパッド株式会社 / 和田あずみ　株式会社DeNAトラベル / 岡崎克紀　株式会社ポケットメニュー　
• 20：15 ディスカッション
• 21：30 閉会

※1/8 株式会社ポケットメニューの登壇者を岡崎克紀さんに変更しました。