イベントの説明
たとえばもし事故にあったら。 聴覚障がい者の方はどのようにして危険を察知し、 助けを求めることができるのでしょうか。
東日本大震災で亡くなった障がい者の死亡率は全体に対して2倍にもなると 報告がされています。 防災無線が聞こえず、津波が来ることを知らずになくなった聴覚障がい者の方も 多くいたといいます。
手話とITを組み合わせたサービスを提供しているシュアール。 彼らは、社会インフラとしての手話サービスを向上させるための取り組みとして、 「遠隔手話通訳」と、「手話のキーボードを使ったオンライン手話辞典」の 事業を展開しています。
聴覚に障がいがあるということで、ろう者が夢をあきらめることのない社会への実現。 そのために、できるだけインフラを整え、対等な社会を実現する。 彼らのビジョンは「夢」ではなく、多くのところで実現の兆しがみえています。
テクノロジーが繋ぐ未来とは、多くの人が対等な環境で生きる世界の実現です。
【詳細情報】
<日時> 2016年1月28日(木) 19:00開場、19:30開始、21:30終了
<参加費> 4,000円(税込) ※ Peatix上でお申し込みのほど御願いいたします。 http://peatix.com/event/138295/view
<講演者 プロフィール>
シュアール代表取締役 大木洵人氏 1987年群馬県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。東京大学大学院情報学環教育部修了。慶應義塾大学SFC研究所員。大学在学中に手話の言語としての美しさにひかれ、独学で手話を始める。NHK紅白歌合戦の一青窈さんの手話バックコーラスを制作、指導し、出演を果たす。それをきっかけに聴覚障がい者向けの娯楽が少ないことを知り、手話映像制作のボランティアを始める。その後、手話で緊急電話ができないなど、彼らの社会インフラが整備されていない現状を目の当たりにし、2009年に株式会社シュアールを創業。「聴覚障がい者と聴者の本当の意味での対等な社会を創造する」という理念のもと、テレビ電話を利用した遠隔手話通訳や、手話キーボードを搭載した手話辞典など、ITを駆使した手話サービスを開始する。2013年、手話通訳士取得。趣味はスポーツ(トライアスロンとスポールブール)と囲碁。
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