イベントの説明
甘利先生創始の情報幾何学を勉強したいと思う人で勉強していく会です。
情報幾何とは
甘利先生の情報幾何学 cinii 論文から引用すると、
情報要素の一つ一つを分離して考えるのではなく,つながった全体つまり多様体として考えてそこに豊かな構造を導入すれば,情報の分野に新しい方法論を提供できるに違いない.これが情報幾何学の目指すところである
とのことです。
参加枠
前回は skype 参加を個人的連絡をいただいた方に限りましたが、今回から skype 枠も若干名募集いたします。
テキストと参考図書
参加者は可能ならば、テキストを購入の上で参加していただけると助かります。
テキスト
参考書
- 情報幾何学の新展開
- Methods of Information Geometry
- Information Geometry: Near Randomness and Near Independence
- Information Geometry and Its Applications
対象とする参加者
情報幾何を勉強してみたい人。につきます。微分幾何学、統計学の知識は仮定しません。わからない/知らないことは教えてください。 前提知識としては、理工系の 1 回生の内容は習熟している方が望ましいです。 具体的には
- 多変数の微積分
- 線形代数
は分かっている前提で発表も進めていきたいと思います。
進め方
1 回 1 章ずつ 1.5 時間を想定しています。 担当は希望者を募ります。 1 章まるまるやりたい人がいれば 1 章やっていただきますが、大変な場合は残りを他希望者、いなければ simizut22 が担当します。 時間内に収めることよりも内容の理解を優先します。実際に 1 章進める事ができなくてもかまいません。 「未定」部分の担当は勉強会当日に決めさせていただきたいと思っています。 第2章は taketo1024 さんにしていただきます。
タイムテーブル
時間 | 内容 |
---|---|
18:30 ~ 19:00 | 受付 |
19:00 ~ 20:30 | 第 2 章 |
内容と予定
章番号 | 内容 | 発表者 |
---|---|---|
第 0 章 | 準備 | simizut22 |
第 1 章 | Euclid 平面の幾何 | simizut22 |
第 2 章 | 曲面から多様体へ | taketo1024 |
第 3 章 | 多様体のアファイン接続 | 未定 |
第 4 章 | 双対アファイン接続の幾何 | 未定 |
第 5 章 | 確率分布空間の幾何構造 | ShoheiOhsawa |
第 6 章 | 統計物理学への応用 | 未定 |
第 7 章 | 統計的推論への応用 | 未定 |
第 8 章 | 量子状態空間の幾何構造 | 未定 |
会場について
東京都新宿区信濃町35 信濃町煉瓦館 4 階 NTTデータ数理システム セミナールーム: 地図
煉瓦館 4 階にエレベータで上がったら、ひたすら右に進んでください。右奥にセミナールームがあります。。なお、google map に従うと慶應大学病院の敷地に案内されるという現象も観測されております。 以下のページも参考にしていただけると幸いです http://www.msi.co.jp/msi/location.html
会場アクセス
JR総武線 「信濃町駅」 徒歩1分 都営大江戸線 「国立競技場駅」A1番出口 徒歩8分 東京メトロ丸の内線 「四谷三丁目駅」1番出口 徒歩8分 新宿駅西口-品川車庫(品97) 「信濃町駅前(慶應病院前)」 下車 すぐ