デザインの未来、どうつくる？ 最前線をはしるデザイナーのためのトークセッション

デザインを通じた世界との関わり方を考えていく、デザイナーのためのアップデートプログラム「Design Salad」。

本プログラムでは、バックグラウンドも働く会社も業界も違う種々さまざまなデザイナーが出会い・対話し・混ざりあい、実践から得た知見を共有しあいながら「デザインの未来」を探索していきます。デザインを通じてどう社会に働きかけ、良質な未来への変化の波をいかに引き起こしていくのか、デザイナーとしてどんな挑戦・実践を仕掛けていくのか、対話型のプログラムを通じて考えるきっかけを得ていただきます。

第一回となる今回、メインスピーカーはIDEOの元契約デザイナーで建築家としての顔も持ち、デジタル・クリエイティブスタジオ Sun AsteriskのUXデザイナーである石川マーク健です。石川がデザインを一緒に語らいたい人たちとして名前をあげる、IDEO TOKYOシニア・デザイン・リードの堤 惠理 氏、ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイナーの進藤 路雄 氏を招き、「人間の体験」を中心テーマに据えた、フリースタイルなデザイントークセッションを展開します。

＜当日のトーク予定＞

• 日本におけるデザインの現場にあると良い”視点”
• デザインの多様性はどうなっていくか？
• デザイナーはどうあるべき／どうなっていくと予想するか？現状との差分は？
• 最終的にデザインを通じて何をしたいのか？　等

＜こんな方におすすめ＞

• 自社のプロダクトを磨くUI/UXデザイナーの方
• クライアントワークを追求しているUI/UXデザイナーの方
• デザインの力を追求していきたいと考えているデザイナーの方

日々デザインの力を信じてUI/UXを突き詰めるデザイナーの皆さんと、「Design Salad」を通じてデザインのアップデートを仕掛けていければと考えています。当日の感想や質問、みなさんの想いなどは「#designsalad」のタグをつけてツイートしてみてください！

■Design Saladとは 太陽の光をたっぷり浴びたトマト、ねっとり濃厚な味わいを持つアボガド、シャキッとみずみずしいレタスやキュウリなど、見た目も味わいも食感も違った食材を混ぜ込んで一つの料理として調和するサラダ。そんなサラダのように、種々さまざまな場で活躍するデザイナーとの対話を通じてケミストリーを起こし、「デザインの未来」をここから作り出していくことを目指しています。

＜登壇者紹介＞

堤 惠理（Eri Tsutsumi）

IDEO TOKYO　シニア・デザイン・リード

10代を米国とトルコで過ごした経験から、文化の違いに関心を持ち、文化人類学を学ぶ。広告代理店にてデザイナー兼コピーライターとして10年間勤務。担当したすべてのプロジェクトで、クライアントの新商品やサービスの開発から、日本全国の地域社会支援まで、様々なステークホルダーと密接に働いた。 ロンドン大学セントラル・セント・マーティンズにてイノベーション経営学修士号を取得。幸せに関する自身の研究をロンドンのTEDxHackneyで発表した経験も持つ。

進藤 路雄（Michio Shindo）

IDEO TOKYO　ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイナー

担当するデザインのあらゆる側面に日本らしさを吹き込むことで、プロジェクトを活性化している。IDEO入社以前は、ニューヨーク市のブランド・エージェンシーにて、多感覚（現実、デジタル、サウンド、スペースなど）を通じた包括的なブランド・エクスペリエンス作りを担当していた。 SCAD(サバンナ芸術工科大学)でグラフィックデザインの学士号を取得している。週末には、ジャズ・ドラマーとして活躍する彼の姿が見られることも。

石川マーク健

株式会社Sun Asterisk　デザイナー

ロンドン大学Bartlett校で建築学修士課程を修了。イギリス・シンガポール・日本での建築実務経験を経て、米Business Week誌に3年連続で“世界で最もイノベーティブな企業’’に選ばれたデザインコンサルティング会社IDEO(本社アメリカ・カリフォルニア州）の日本支社・IDEO Tokyoの契約デザイナーとして、アジア地域における建築系プロジェクトに数多く関わる。実績として、リルクートの「テック・ラボ・パーク」の空間デザインなど。現在Sun Asteriskでは、様々なプロジェクトで空間とUXのデザインにかかわっている。

早川 大貴（Daiki Hayakawa）

株式会社Sun Asterisk　CEJ06ユニットマネージャー／デザイナー

前職ではデザイン制作会社でWebやアプリを初めとした様々な企画・制作に携わる。 Sun*入社後の主軸はUX。さまざまなワークショップや、新規事業をビジネスサイドと共同で開発するなど、幅広く活動する。 グラフィックにおいては写真加工を元にした表現が得意のためフォトグラファーとしても活動しており、使用機はNikonで得意ジャンルはポートレート。 今興味があるのはマヤ文明。 ポートフォリオ：https://daikihayakawa.myportfolio.com/portrait-1 pass　　　　 ：2021_dh