お知らせ

※イベントの参加募集を開始しました。（10/20）
※後援団体、協力企業を追記しました。（10/22）
※後援企業を追記しました。（11/1）
※フィールドワークの詳細を追記しました。（11/10）
※事前のオンラインハンズオン追記しました。（11/16）

イベント概要

福井県の地域社会における様々な課題に対して、様々な知見を持った人が集まり、デジタル技術などを活用してこれまでにない解決方法（アイデア）を考え出すことを目的しています。
従いまして、参加者はエンジニアだけではなく、ビジネス企画を考えるプランナーや、営業戦略を考えるマーケター、ユーザが使いやすいようなデザインを考えるデザイナーなど、学生含めて様々スキルを持ったメンバーの参加を想定しており、イベントを通じて新たな繋がりが生まれることも期待しています。
尚、このハッカソンで生まれる成果のうち、特に優れたものについては、今後の行政政策として事業化含めた検討を予定しています。
※本イベントのチラシはこちらからダウンロード可能です。

ハッカソンイベントについて

ハッカソンとは、ハック（Hack）とマラソン（Marathon）を掛け合わせて造られた造語です。ITエンジニアやデザイナーなどが集まってチームを作り、特定のテーマに対してそれぞれが意見やアイデアを出し合います。そこから決められた期間内でアプリケーションやサービスを開発し、その成果を競い合うイベントです。その開発の際にはマラソンのように数時間から数日間といった時間、プログラミングに没頭することからマラソンに例えられています。 「自分の持てる技術力を役立ててみたい」「これまでなかったサービスの創出にチャレンジしてみたい」という想いのある方は、是非ご参加ください！

今回検討いただくテーマ、地域課題について

テーマその①：一乗谷朝倉氏遺跡における観光周遊性の向上
福井市の一乗谷朝倉氏遺跡は、年間70万人以上が来訪し、令和4年の県博物館開館、令和6年の新幹線開業等により来訪者が増加する見込みがあります。このような状況に向けて、一乗谷朝倉氏遺跡が現在抱える課題を解決し、観光客の周遊性、利便性を向上するための提案を募集します。

課題例：
・新たにできる博物館をコアに周辺エリア含めた周遊ルート及び移動手段の確立
・駐車場や周辺道路の混雑状況のリアルタイム把握と情報発信
・来訪者の実態（人数、属性、滞在時間など）に合わせた、PRやイベントなどの魅力づくり

テーマその②：DXの推進による地域コミュニティの活性化
福井市では、地域コミュニティの担い手不足を解消し地域コミュニティの維持、活性化を目指しています。具体的には①自治会活動のデジタル化、➁日常生活での課題解決に向けたデジタル技術の導入、③地域住民のデジタル技術活用能力の向上について取り組もうとしており、今回はその実現に向けた提案を募集します。

課題例：
・自治会や消防団などの地域活動の担い手が不足
・デジタル技術を活用した自治会業務の効率化（検討エリアは福井市殿下地区）

開催日時

イベント開始：2021年11月27日（土）10:00～
イベント終了：2021年11月28日（日）～17時30分頃

開催場所

〒910－0005 福井県福井市大手3丁目7番1号
新・福井県繊協ビル6階

・遠方からお越しの方は、ホテルや飛行機などの手配は、ご自身で行ってください。
・ホテルは満室となる可能性がございますので、お早めにご予約下さいますようお願いします。
（車でお越しの際は駐車可能かを、予めホテルにお問い合わせください）

新型コロナ感染対策について

・本イベントは新型コロナウイルス感染防止対策を行ったうえで実施いたします。
・ご参加の際は、マスク着用、手指の消毒、事前の検温等の体調チェックをお願いいたします。
・新型コロナウイルス感染拡大状況により、中止・変更となる場合がございます。予めご了承ください。

参加対象者

参加者象
・地域課題の解決に関心がある
・企画やアイデア出しに挑戦したい
・様々な職種の方と交流したい
・まちづくりや観光に関心がある
・kintoneに興味がある
・デバイス（Raspberry Pi やセンサー）を触ってみたい。

など、様々な方のご参加を歓迎します。

募集職種
１.ビジネスプランナー（社会人）
　地域課題の解決に向けたアイデア出しを行い、プレゼンテーションを担当
2.エンジニア（社会人）
　ビジネスプランナーと共にアイデアの検討に参加し、アイデアの実現に向けたプロトタイプの作成を行う。
3.シビックテックチャレンジャー（学生・初心者）
　シビックテックの実現に向けたデジタル技術を学び、ビジネスプランナーやエンジニアと共に地域解決のアイデア出しや、 　プロトタイプ作成支援を行う。

※初心者や希望者には、ハッカソンで利用できる技術（kintone、プログラミングなど）のオンラインハンズオンを事前開催します。
※ハッカソン開催中はメンターによる技術的サポートもあります。
※コードを書いた経験のある方は、エンジニアでご登録いただき、開発にチャレンジしましょう！
※県内の方はもちろんのこと、県外の方々のご参加も大歓迎です！
※1チームは5〜6名程度とし、チームメンバーはバランスも考慮しつつ参加者をランダムに編成する予定です。チームでの参加はできません。
※学生の方は、最大６名までとし、応募者多数の場合は、お断りする場合もございますのでご了承ください。

持ち物

ノートPC、USBメモリ、筆記用具、モバイルルーター、その他開発やアイデア出しに必要なもの各自でご用意下さい。
※会場にWi-Fi環境はありますが接続数に限りがあるため、可能な方はモバイルルーター持参をお勧めします。

タイムテーブル

11月27日（土）　Day1

09:30：開場（直接会場にお越し下さい）
10:00：オープニング/課題インプット・技術紹介
11:30：フィールドワークプランニング（どこの何を見るかチームで議論。仮説を持って現地へ）
12:00：ランチ
13:00：フィールドワーク（現地視察）
15:00：アイデアソン/ハッカソン（テーマ決め・アイデアスケッチ・開発準備）
19:00：中間発表/Day2に向けて
20:00：Day1終了

11月28日（日）　Day2

09:00：開発/プレゼン準備
12:00：ランチ
15:00：発表、審査、表彰
17:30：終了予定

※プログラムは、当日の進行状況により、変更の可能性があります。

フィールドワーク詳細

フィールドワークについて
テーマその①「一乗谷朝倉氏遺跡における観光周遊性の向上」に関する課題解決を検討する参加者については、直接現地視察に行っていただきます。現地の関係者から地域課題の説明をしていただいたあと、実際に現地をみていただくことで課題の本質や原因など課題解決に向けての情報を収集いただきます。
＜一乗谷朝倉氏遺跡＞


フィールドワークのながれ
　①一乗谷朝倉氏遺跡へフィールドワークへ行くメンバーをチームにて選出
　②会場から一乗谷朝倉氏遺跡までバスにて移動
　③保存協会の岸田会長より課題を交えて現地の説明聞いて頂く
　④自由に現地を散策し課題の調査を実施

電動キックボードの試乗について
フィールドワークの自由時間を利用して、電動キックボードの試乗が可能です。
※原動付き自転車の免許及びヘルメットの着用が必要です。
※天候不良時は中止とさせていただきます。


フィールドワーク参加者以外について
フィールドワークに参加されない方はテーマその②「DXの推進による地域コミュニティの活性化」に向けて、殿下地区の方々を交えた詳細課題インプットとワークショップに参加いただきます。
■ワークショップの流れ
　①現地の地域コミュニティで活動される方からより詳細な現状と課題のインプット
　②上記現地の方と参加者とのグループディスカッション
　③ディスカッション結果の共有
＜福井市殿下地区＞

実施主体

主催：福井県
共催：福井市
後援：公益財団法人ふくい産業支援センター、福井新聞、福井放送（FBC）、福井テレビ、福井銀行、ＮＨＫ福井放送局、Code for FUKUI
協力：株式会社ジョイゾー、サイボウズ株式会社、株式会社永和システムマネジメント
運営：株式会社ウフル

開発支援ツール

■ソフトウェア
kintone、Node-RED、Googleドライブ、スライドなど
■ハードウェア
Raspberry Pi 、Grove Pi+ スターターキット（センサー）

事前オンラインハンズオン

■日時
11月25日（木）18時～22時
※ハンズオン終了後の懇親会含む

■内容
ハッカソンで利用可能なkintoneアプリの作成とビジュアルプログラミング用ツール（Node-RED）使ったIoTハンズオン演習を実施します。

・kintoneについて
kintoneとは、サイボウズ株式会社が提供している、webデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスです。
マウス操作で直感的に自社に合ったシステムが作成できる他、豊富なAPIを通じて他システムとの連携も容易に可能となっています。

・Node-REDについて
Node-REDは、IoTの一部としてハードウェアデバイス、API、オンラインサービスを相互に接続するためにもともとIBMによって開発された、ビジュアルプログラミング用のフローベースの開発ツールです。

■ハンズオンタイムテーブル
18:00-19:00　kintoneハンズオン
・kintoneの概要説明
・kintoneの基本操作
・Node-Red連携の概要説明とデモ
・LINE WORKS連携のデモ
<休憩10分>
19:10-20:40　Node-RED使ったIoTハンズオン
・ ウフルの概要、自己紹介
・IoTについて
・フローベースドプログラミング「Node-RED」とは
・enebularハンズオン
・質疑応答
20:40-22:00　参加者交流会（任意）
・乾杯
・ブレイクアウトルームに分かれて歓談

■事前準備
・Zoom利用できるPCの準備
・GoogleChrome（ブラウザ）
・enebularアカウント登録
　アカウント作成方法は以下のアカウント登録の方法についてを参照ください。
　https://blog.enebular.com/enebular/start-enebular-video1/

審査員

・福井県
・福井市（２名）
・福井新聞
・福井銀行
・永和システムマネジメント
・ベンチャーキャピタリスト

審査基準

以下の5つの基準を設け、それぞれについて複数の審査員が評価し、得点結果を合計して入賞を決定します。
◆独自性（今までにないアイデアか。着目点・発想はユニークか）
◆実現性（システムが現実的に実装可能か）
◆事業性（ビジネスとしての可能性はあるか。収益が見込めるか）
◆プロトタイピング（提案内容が実装されていて動作するか。デザインやUIが優れているか）
◆プレゼンテーション（課題解決方法、実装方法が分かりやすく表現できたか）

また、以下のルールを設定させていただきます。
・事前の作りこみはNGです。
・プロトタイプ作成用に段ボールや袋、紙、人形、装飾品などの持ち込みは可能です。
・サポートはできませんがセンサーやデバイスの持ち込み、スマホの利用は可能です。
・事務局準備以外のクラウドサービスの利用も可能ですが、サポートはできませんので予めご了承ください。ご不明な点はお問い合わせください。

賞金・参加賞

優勝：賞金：2万円/人　※アマゾンギフトカード

準優勝：賞金：1万円/人　※アマゾンギフトカード

参加特別賞
参加賞（全員）