Jan
20
Web3財団と学ぶ、次世代のWebとそれを支えるブロックチェーンインフラストラクチャー 公開講座
ブロックチェーン開発キットSubstrateを用いた独自ブロックチェーンの実装方法が学べます.
Organizing : 東京大学ブロックチェーンイノベーション寄付講座
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Description
概要
Web3.0と呼ばれる社会的ムーブメントが欧州を中心に広がっています。Web3.0とはデータの主権をユーザーに戻し、ユーザーが自分のデータがどこで使われているのか検証することができるサーバーレスの新しいWebの形です。Webはもともと静的な読むことができるWeb(Readable Web)でした。これはWeb1.0と呼ばれます。Web2.0とはまさに私達が今使っているWeb(Readable, Writable Web)です。このWeb2.0にはデータが集権的に管理されることにより日本でも様々な問題が発生しています。Web3.0はこの問題を解決する分散型のWeb(Readable, Writable, Verifiable Web)です。
本公開講座では、このWeb3.0のムーブメントを最前線でリードするブロックチェーン財団であるWeb3 Foundationを迎え、財団の開発するPolkadotならび、オープンソースブロックチェーンフレームワークであるSubstrateを学びます。
具体的には、3日間で受講者が自身で独自ブロックチェーンを実装し、Polkadotが切り開く新しいWebの形を理解することを目標としています。そのための開発フレームワークとしてSubstrateを使用します。
Substrateとは世界最高峰のブロックチェーン開発企業であるparity technologiesが開発するブロックチェーンフレームワークです。WorldPressを用いて独自のWebページを作成するように、Substrateを用いて独自のブロックチェーンを作成することができます。これによって、今までのブロックチェーンありきの実装ではなく、アイデアに合わせてブロックチェーンそれ自体をカスタマイズすることが可能になるという点で革新性があります。
公開講座は実習形式で行います.
- 1日目:Web3.0とはなにか?Rust入門
Substrateを使用するためにプログラミング言語であるRustの基本的な文法など使い方を学びます。
- 2日目:ブロックチェーンを開発する。Substrate入門
Substrateを用いて実際にブロックチェーンを構築する方法を学びます。
- 3日目:Web3.0のインフラストラクチャー。Substrate/Polkadot応用(予定)
Web3 Foundationの講師より,SubstrateとPolkadotに関する解説,応用実習を行います。
講師:
渡辺創太 (Stake Technologies株式会社CEO,東京大学ブロックチェーンイノベーション寄付講座共同研究員) Twitter
山下琢巳 (Stake Technologies株式会社CTO,2018年未踏スーパークリエーター)
Bill Laboon(Web3 Foundation,Education Lead,予定)
芝野恭平 (東京大学ブロックチェーンイノベーション寄付講座 特任研究員)
日程:
2020/1/20~2020/1/22の3日間 10:25 ~ 18:35 (途中休憩を含む) 工学系研究科の2限目から5限目の時間帯です.
3日間すべての日程に参加できる方を募集します.
参加費:
無料
言語:
日本語. 一部の講義は英語で実施されますが,日本語ができるスタッフがフォローします.
受講要件:
何かしらのプログラミング言語の経験があること. ブロックチェーンに興味があること.
受講時には自身のノートPCを持参して下さい.(Mac or Windows)
対象:
学生. 大学生,大学院生,専門学生,高専生,など学生のみ受け入れています. 東京大学外の学生のご応募大歓迎です!
その他:
これは東京大学工学系研究科の集中講義「フィンテックによる金融イノベーション」の受講を,一般学生に公開して実施しているものです. 東京大学に所属する学生は特にここでの応募登録は不要です.そのままお越しください.
また,単位は東京大学大学院に所属する学生以外の方には付与されませんのでご了承ください.
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