概要

Glasgow Haskell Compiler (以下 GHC) には、様々な言語拡張機能が存在します。

この勉強会では "Glasgow Haskell Compiler User's Guide" (以下 "GHC User's Guide") をベースに、 主に Parametric polymorphism (Rank) に関する言語拡張の理解を深めることを目的としています。

目的

GHC 言語拡張の主に Parametric polymorphism (Rank) に関する拡張 (?) の理解:

• ExplicitForAll
• LiberalTypeSynonyms
• ExistentialQuantification
• ScopedTypeVariable
• RankNTypes
• ImpredicativeTypes

想定する参加者

• Haskell (GHC) のソースコードにおいてforall ... というものを見たことがある方
• "GHC User's Guide" の 'GHC Language Features' を読んでいない方

進め方

主に Discord のグループDM (10人まで) の音声通話と画面共有を用いて、"GHC User's Guide" (GHC 8.8.1) の PDF などを管理者が読み進めます。

その他、連絡事項や相談内容があれば、Discordのテキストチャットや connpass のイベント案内にてお伝え致します。

第02回の内容

(注意) ここに掲載している全て (特に、参考の事項) を読み進める訳ではありません

"GHC User's Guide" (以下 GHC 8.8.1 に準拠):

1. '9.4.5 Liberalised type synonyms': LiberalTypeSynonyms

   • 補足: Rank2Types が必要なもの

   • 必要があれば: prime Wiki: LiberalTypeSynonyms

2. '9.4.6 Existentially quantified data constructors': ExistentialQuantification

   • 必要があれば:

     • "Representing existential data types with isomorphic simple types", Oleg Kiselyov, 2019-10-01

     • "Existential quantification", Mark Karpov, blog, 2018-11-11

     • "Existential Quantification Patterns and Antipatterns", Jonathan Fischoff, Medium, 2017-05-28

     • Haskell Wiki: Existential type

     • prime Wiki: Existential Quantification

注意事項

• 内容について

  • 主催者は Parametric polymorphism に関する内容に 精通しているわけではありません
  • "GHC User's Guide" などにおいて、「目的」欄に記述していない言語拡張に関して言及されていることがあります。その場合は、後にそれらの言語拡張について理解を深める際に振り返ることを予定しているため、その 言語拡張に関しては流し読み します(例: TypeApplications, GADTs, TypeFamiles )

• 進め方について

  • 毎回模範的に準備して進めるつもりはありません。読みながら内容を理解していくというスタンスです。
  • 模範的なプランがあり、それに基づいて進行するわけではありません (場当たり的になると思います)
  • 切りが良いと判断した場合は、早めに終える ことがあります。 切りが悪いと判断した場合は、切りが良いと判断できるところに到達するまで 延長 することがあります。

日時

• できれば、毎週金曜日 22:00 ~ 23:30

• 次回の開催日が翌週ではない場合、改めて連絡します

予定?

年明け (2020-01-1X ~) は

• これらに関する Paper を読む
• FunctionalDependencies 関係
• TypeApplications 関係

のいずれかから始める予定です。

履歴