11月24日（日）、スタジオフェルゼンにおいて、雁部一浩先生のレクチャーと公開レッスンを開催します。

雁部先生は、ピアノという楽器の特性を熟知し、ピアノの合理的かつ芸術的な奏法を科学的に探究されており、 著書「ピアノの知識と演奏」は20年のロングセラーとなっています。

フェルゼンでの雁部先生のレクチャー＆公開レッスンは、今回5回目ですが、今回はシューマンの子供の情景にテーマを絞って開催します。

なお、ここで募集するのは、「聴講生」です。先生のレッスンを受ける受講生4人はすでに決定しております。レッスン受講ご希望の方は、次回の公開レッスン以降となりますが、ご予約を承ります。スタジオフェルゼン（岩立）までお申し出ください。

レクチャーに先立ちまして、13時より同会場にて聴講生が参加できるプレコンサートを開催します。 聴講の方で、早めに会場にいらっしゃることができる方は、フェルゼンのピアノを弾いてみませんか？ 持ち時間はお1人あたり8分（参加人数により変動）です。

12時半開場

13時00分〜14時30分　受講生＆聴講生によるプレコンサート

15時〜15時50分 雁部先生のレクチャー「ロマン派の音楽とシューマン」

16時〜18時30分 受講生4名のレッスン「子供の情景」

1〜４番　中野 祥世

5〜７番　庄野 美奈子

8〜10番　井上 香奈子

11〜13番　いとう まりこ

雁部一浩（がんべかずひろ）

作曲家としては後期ロマン派を継承する作風で、代表作は近代詩による歌曲集の他、「ピアノ の為の幻想曲」「フルートとピアノの為のロマンスとソナチネ」「ピアノ三重奏の為のロマンス」 （以上、音楽之友社刊）。ピアニストとしても活動し、各地でのリサイタルの他、室内楽、歌曲 を含む多くの演奏会を行う。CDは「雁部一浩ピアノアルバム」「クライスレリアーナ」「ヴィン テージ・ピアノアルバム」「毛利伯郎・雁部一浩ライヴアルバム」など多数。演奏会ライヴDVD に「雁部一浩ピアノリサイタル」がある。その作品と演奏は、往年の巨匠オレグ・ボシュニアコ ーヴィチ氏、マックス・エッガー氏からも高い評価を得た。各誌に演奏論を執筆、多くの講演を 行う。著書に「ピアノの知識と演奏」（音楽之友社刊）がある。