イベントの説明
データ分析&データ視覚化の最上流工程とTableau復習ブートキャンプ
こちらは 前回の勉強会の様子 です。
1)データ分析&データ視覚化の最上流工程
多くの仕事がそうであるように、データ分析やデータ視覚化も、上流工程がダメだと、下流工程をいくら頑張ってもダメです。中でも、最上流工程である、根本的な問題設定自体がダメだと、それ以降の全ての工程をいくら完璧に仕上げても、その努力は全て無駄になります。実は、「最上流工程がダメなために、下流工程で何をやってもダメ」になっているデータ分析やデータ視覚化って、結構多いんです。
しかも、当事者たちは、「最上流工程がダメだから、全部ダメになっている」ということに気づいていないパターンが多いのです。問題を解くことにばかり注意が向いてしまっていて、「そもそもその問題が、解くに値する問題なのかどうか?」「今、一番優先して解かなければならない問題はなにか?」「問題解決のどのプロセスで今自分はデータを使っているのか?」ということに意識がいかなくなってしまう、ということが多いんです。 自戒を込めて書きますが、人間は、集中するとすぐに視野が狭くなって、視野の外のことに気が付かなくなりがちな生き物なんですね。特にTableauは、直感的な操作ですぐ反応してくれるので、集中力も増していきどんどん分析フローが流れていき、視野が狭くなっていることに気づきにくいのです。
なので、データ分析をするにしろ、データ視覚化をするにしろ、「今、最も解くに値する問題とはなにか?」をはっきりさせることは、クリティカルに重要な工程であるにもかかわらず、案外、この部分を曖昧になんとなくやってしまって、とりあえずデータを接続してみて、全部をダメにしてしまうパターンが起きがちというわけです。 そこで、この勉強会では、どうやれば最上流工程をうまくやれるのかについて、Tableauを使いながら勉強します。
1.クリティカルシンキングの基本
2.課題解決のプロセス 何を考えるべきかを考えます
-As-is とTo be
-ビジネスで用いる代表的なフレームワーク
3.フレームワークで考える
-問いに対してどんなフレームワークで考えるべきか、考えます
4.意思決定につながる解釈
-考える目的に沿った解釈であるだろうか?
2)Tableau復習ブートキャンプ
"雰囲気でやっているポイントの理解を強固にし、引き出しの数を多くする"
本編では、基礎的な項目であるが躓きやすい基礎ポイントに絞って解説します。
・結構使っている人でも理解がぐらつくポイント
・問いから始まるLOD
・インタラクティビティ
・問いを言語化する練習:言語化しなければ分析できない
講師
永田ゆかり(ながた・ゆかり)@DataVizLabsPath
Tableau ZEN MASTER
日本Tableauユーザー会会長(The Head of Japan TUG)
アクセンチュア、楽天、KPMGなどを経て2019年2月に独立。PATH Inc. 代表取締役CEO/CVO。 数多くのデータプロジェクト案件、トレーニング講師をつとめる。 「ビジネスとデータをつなぐ」「データ視覚化」「データアナリティクス」「ビジュアライゼーション 」などのテーマで講演・メディア・新聞への寄稿多数。
・このイベントでは、Tableauを使います(Tableau Desktop/Publicアカウントをご用意ください)。
・この講義は、企業向けトレーニングとして2日間で行なっているものを、2時間強に凝縮したものです。
・Supported by 関西Tableauユーザー会
発表者
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フィード
2019/08/06 08:58
データ分析&データ視覚化の最上流工程 を公開しました!