概要

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されますが、海外でのプログラミング教育は、それを包含するコンピュータサイエンス教育の一環として行われていることをご存知でしょうか。 また、最近、政府がAI人材25万人育成の方針を政府が打ち出し、小学校からのAI教育導入も検討されはじめましたが、コンピュータサイエンス教育の中には、プログラミングだけでなくAI教育（データサイエンス）のカリキュラムも含まれ、ネットワークやコンピューティングシステム・リテラシーも含めた総合的なコンピューターサイエンス教育を行うことで、コンピュータを使用した幅広い問題解決能力を学ぶことが可能です。

このワークショップではコンピュータサイエンス教育の概要と意義、および、実践例についてマインクラフトを使用した演習を交えて解説を行います。

対象

学校教員の方。（教科情報、技術家庭の先生のみならず、小学校から高校段階まで（特別支援含む）の先生でコンピュータサイエンス教育、情報教育、プログラミング教育、AI教育に興味がある方。） その他、教育関係者の方。

主催

協力

• 日本マイクロソフト株式会社
• 非営利活動法人みんなのコード
• 特定慶應義塾大学萩野服部研究室

講師

澤田千代子

• 慶応義塾大学SFC研究所所員、マイクロソフト認定教育イノベーター、湘南工科大学講師(非常勤)
• 上智大学卒業後、日本IBMに入社。企業研修部門にてJava講師などをつとめた後、外資ベンダー等で独自AIベースのWebリコメンデーションエンジンを担当するなど、SE・研究開発などに従事。 その後、フリーに転身。いくつかの子供向けプログラミングスクールの立ち上げ・運営等に関わり、2018年10月にFC ∞ KIDs( https://fckids.org)を開講。

事前学習教材

• K12org日本語サイト https://k12csf.wixsite.com/site

タイムテーブル

午前のみまたは午後のみの参加も可能です。(イベント登録時の画面から希望時間帯を申請してください。)

午前:10:30-12:00

「K12コンピュータサイエンス教育フレームワークの概要」(座学)

• はじめに
• コンピュータサイエンス教育の重要性
• K12コンピュータサイエンス教育フレームワークとは
• フレームワークのコンピュータ的思考の特徴
• フレームワークと周辺領域、AI教育
• フレームワークを意識したカリキュラムや教材の実践例

午後:13:00-14:30

「コンピューターサイエンス教育のワークショップの実践例～教育版マインクラフトで花火を打ち上げよう！～」（実習）

• MakeCodeプログラミングとコンピュータサイエンス教育
• レッドストーン回路とコンピュータサイエンス教育
• 化学マイクラとコンピュータサイエンス教育
• 参考:マインクラフトとAI教育

午後:15:00-16:00

特別セッション：マインクラフトの実践例についての懇親会 （下記の先生が参加される予定です。）

• タツナミ シュウイチ 　マイクロソフト認定教育イノベーター。Minecraft 公式プロマインクラフター。

• 寺園聖文 　スクール８ｘ９取締役。8X9Craftの開発をしている。

• 川上 尚司 　武蔵村山市立第八小学校 特別支援教室担任。マイクロソフト認定教育イノベーター。

参考動画： ・午前慶応大学SFC研究所２０１８PITCH「2020年プログラミング教育必修化とその次の社会に向けて」 https://youtu.be/4YcFll4hsp0 ・午後 https://www.facebook.com/futurecoderskids/videos/692991071135669

遅れてしまった方

こちらのイベント用チャットまでご連絡ください。 http://cha2bo.com/enter.php?r=k12csf