1月
27
Japan OSS Promotion Forum 2015
イノベーションを加速する!企業でのオープンソース実践ノウハウのすべて
主催 : 日本OSS推進フォーラム
イベントの説明
日本OSS推進フォーラムが主催する最新のオープンソース動向や技術ノウハウを皆さんへお伝えするセミナーです。本会(13:00~17:30)に続いて、講師の方をお招きした情報交換会(17:45~19:30、2,000円/軽食&ドリンク付)も予定しています。ぜひ情報交換会も会わせてご参加下さい。
※当日は受付にて名刺を1枚頂きます。ご用意下さい。
※講演内容やタイムスケジュールは調整中です。予告なく変更される可能性がある旨、ご了承下さい。
開場 12:30
13:00~13:05 開会挨拶
日本OSS推進フォーラム 理事長 吉田正敏(富士通株式会社)
13:05~13:25 来賓講演
経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐(技術担当) 柳田大介
13:25~14:05 基調講演:”Internet of Things”と進化するスマート家電
パナソニック株式会社 全社CTO室 ソフトウェア行政担当 主幹 梶本一夫
インターネット環境が大きく発展する中、PCやスマートフォンだけではなく世の中のあらゆる機器がインターネットに接続される"Internet of Things"の時代が到来しつつあります。機器がつながると、どのように生活スタイルの変革がもたらされるか、そこに至るまでに克服すべき課題、オープンソースの役割などについて述べます。
14:05~14:45 基調講演:浪江町タブレットを利用したきずな再生・強化事業への取り組み
浪江町役場 復興振興課 吉永隆之
富士通株式会社 山口真幸
富士通ソフトウェアテクノロジーズ 坂口学
浪江町では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災と津波、及びその後発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質による汚染被害により、依然約2万人の全町民が避難生活を余儀なくされています。町民への行政情報・防災情報の迅速かつ的確な提供、失われた地縁の再生とコミュニティの維持を目的とした、全世帯へのタブレット端末配布とアプリケーション提供を行う『浪江町タブレットを利用したきずな再生・強化事業』への取り組みについて紹介します。
14:45~15:15 特別講演:PostgreSQL性能検証結果~エンタープライズ領域におけるPostgreSQLの適用~
PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム 技術部会 北山貴広(日本ヒューレット・パッカード株式会社)
PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアムでは、PostgreSQL本体及び各種ツールの情報収集や検証等を行い、PostgreSQLのエンタープライズの業務システムへの普及を目的に活動しています。 本セッションでは、大規模DBを見据えたPostgreSQLの性能検証を実施しているWG1(ワーキングループ1)のさまざまな検証結果についてご紹介いたします。
15:15~15:25 休憩
15:25~16:05 「クラウド」時代におけるOSSの価値と課題、そして解決策はなにか
日本OSS推進フォーラム クラウド技術部会では、今年度大きく2つのテーマについて検討してきました。1つは「クラウド利用における様々な課題」、もう1つは「クラウドやビッグデータなどの新領域でのOSS活用」についてです。本セッションでは、この2つのテーマについて、今年度の活動成果をご紹介いたします。
クラウド利用における課題と解決ポイントについて
クラウド技術部会 黒坂肇(サイオステクノロジー株式会社)
2014年度の活動として、クラウド移行を阻害する課題は何であるのかという調査をエンドユーザー企業に対して実施、その内容を元に実際のクラウド事業者様7社に登壇いただいたパネルディスカッションセミナーを開催しました。そこでディスカッションされた課題、その解決法などについて発表させていただきます。
「クラウド」と「ビッグデータ」でのOSS最新動向と活用について
クラウド技術部会 高橋千恵子(日本電気株式会社)
2012年度に公開された「OSS鳥瞰図(IT Leaders作成)」をベースに、最新の使えるOSSを追加、特に「クラウド」と「ビッグデータ」に関連する多数のOSSを整理しています。その成果として、今使える旬なOSSをご紹介させていただきます。
16:05~16:35 高精細映像を送受信・大画面表示するOSS
クライアントシステム部会 大澤一郎(独立行政法人産業技術総合研究所)
タイル状の大きな超高精細壁面ディスプレイや、4K高精細ビデオ会議システム等を構築するためのOSSを紹介します。
16:35~17:25 EnterpriseにおけるRuby適用実践
日本OSS推進フォーラム アプリケーション部会では、日本発のOSSであるRubyの普及・発展の為に様々な活動を実施しています。本セッションでは、日頃の活動の中からEnterpriseユーザーに役に立つであろう珠玉のネタをショートプレゼンテーション形式でご紹介します。
センサーからクラウドまでIoT分野へのRuby適用実践紹介
アプリケーション部会 関口恭司(株式会社富士通アドバンスドエンジニアリング)
ひとつのIoTモデルとして、家庭の気温測定とエアコンの遠隔操作を想定したシステムをRubyで開発しました。展示会に出展したデモを見ていただきながらRubyの実装実現方法等を紹介します。
Ruby適合領域・開発/運用環境の調査と整理
アプリケーション部会 片瀬成識(東京ガス株式会社)
Ruby/Ruby on Rails の事例は数多く発表されていますが、適用領域や開発/運用環境の詳細はあまり公開されていません。事例を元に調査を行いました。
mrubyとCRubyの性能比較
アプリケーション部会 冨田昌宏(株式会社富士通システムズ・イースト)
mrubyをLinux上のアプリケーション組込み、または単体でアプリケーションとして使用する場合に、CRubyと比較してどれくらいCPU/メモリを使用するのかを検証しました。
Webアプリケーションにおける各Ruby処理系の性能評価
アプリケーション部会 三好秀徳(株式会社日立ソリューションズ)
Rubyにはリファレンス実装であるCRubyを始め、JVM上で動作するJRuby、Rubyで実装したRubiniusなどさまざまなRuby処理系が存在する。これらのRuby処理系において、Webアプリケーションにおける性能測定を実施しました。今回はこの結果を報告します。
17:25~17:30 閉会挨拶
日本OSS推進フォーラム 副理事長 高橋千恵子(日本電気株式会社)